七条町の3自治会の1本化についての検討経緯・結果を後世の参考のため記述します。 平成29年度総代 井関 敏夫
昭和18年(1943)10月1日 旧南郷里村長浜市に合併(長浜町、神照村、六荘村、南郷里村、北郷里村、加田村、西黒田村が合併
し長浜市誕生
同日市から通知文 今回、長浜市においては100戸以上は町内会(自治会)は適当に区分し、また、50戸未満はこれを合併せ
しめ一町内を50戸以上100戸以内となし諸運営を図らんとせらるるにつき、当町は現在176戸あり、之を2~3区に分区しては如何
七條町の協議結果 種々意見の結果従来通り分区せざることに決定する。
昭和19年(1944)2月6日 町内会運営臨時処置要綱を設置
1.七条町内の運営を容易ならしむる為、東・中・西の3町内会に分かつ。
(イ)杉江清七、中野勇、東野良吉以東を七条町東とす。
(ロ)両側とも神社以西を七条町西とす。 (神社の基準は足柄神社鳥居を中心と考える井関敏夫推察)
(ハ)以上を除く中央部を七条町中とす。
以上、3町内会とも第1班より第6班に至る隣保班に分かつ。
なお、2月1日の組集会、2月18日の新年祭行事、5月8日祭礼準備並びに後片付け等の為、各町内会とも第1、2、3
班を一組、以下合計6組をもって処理するものとす。
2.以上の如く3町内会に分け各町内に左の役員を置く。
町内会長 1名、副町内会長 2名(農事実行組合会長、配給部長)
部長 5名 (納税、貯金、防衛、建民、婦人)
参与 7名 (町総代、副総代、道路委員、善料券委員、会計検査委員3名)
3.以上の如く3町内に分かつも七条町全体に
町総代1名、副総代1名、道路委員1名、善料券委員1名、会計検査委員3名を置く
昭和51年(1976) 七条会館の建設機運がたかまり、同時に町一本化の話が浮上する。
会館建設に至る当時の状況は下記のとおり。
七条会館のできる前の総会は東町では旧S氏宅、中町では福泉寺等、西町は願通寺や社務所等それぞれ各町で総会が開催されていました。
また、当時会議所はありましたが、老朽化が進んでおり会館建設は町民の念願であり、町民の宿題でもあった。七条町全体で総会を開くこと会館を建てることが町民の悲願でありました。
おりしも、時の滋賀県知事武村正義氏が「草の根ハウス」の補助制度を創設された。この機会に是非とも建築すべきと町民の要望である。
昭和51年以来30年余の間何度も議論されたが、結論は先伸ばしされてきたが、平成19年岩崎康吉総代の時住民投票で決することを決定。